息子が家にいる週末は「おかあさんがいない」とかいって騒ぐのであんまり出歩けないのですが、平日はひたすら歩いています。「今日はどこをどう歩こうかなあ」なんて考えているうち、ふと思い立って、町内の北の山の方にある神社にお参りすることにしました。なんでいままで思いつかなかったんだか、気づいてみると変な気分です。
 この神社、すぐ隣の敷地はお寺。神社とお寺が隣接してるものだから、同じ経営(?)なのかと長年思っていたのですが、違うんだそうです。そんなこと思うところが変なんですけどね。ちなみに、お寺の方は幼稚園を経営していて、うちの息子は今回のお産期間中だけここに通わせてもらっています。27年くらい前は、わたしも通っていました。ははは。東京の幼稚園じゃこんなふうに融通きかせてもらえるところなんてありえないから、田舎ってユルくていいなあ。
 神社の方はですね、境内に誰もいなくて、御手水の石鉢も水が抜かれて乾ききっていました。お正月やお祭りなんかのときしか人が来ないようなさびれた神社です。でも、うちの妹も去年女の子を出産してお宮参りをここで済ませて帰りましたから、わたしもそのつもりで産まれるまで安産祈願に通おうと思います。