主人のおかあさんは昔、子供たちにケーキやらプリンやらを手作りして食べさせていたひとです。今回、スポンジケーキを焼こうとして泣き寝入りしたことを彼女に話したところ、わざわざ書店に行って「自分が使っていたものに一番近い本」をみつけてきてくれました(彼女が使っていた本はすでに絶版だそうです)。ありがたく頂戴して、自分の敗因を研究すべく熟読したところ、以下のようなことがわかりました。普通のレシピには書かれていない、スポンジケーキの秘密。それは、、、
1、卵は常温に戻しておく
2、卵は共立てなら一重丸が描けるまで、別立てなら角が立つまで泡立てる。力を入れすぎず、一定のリズムで。
3、家庭用オーブンは出力が弱いので、レシピ通りの温度設定に加えて、生地を入れたときに下がる分を計算して調節しなければいけない
4、がんばってみてもダメそうなら、おまじないにベーキングパウダーをぱらっとかける
 うーん、そうだったのかあ。
 今すぐ再挑戦する気力はちょっとないんですけど、いつか子供たちにケーキの記憶が残る歳までには、まっとうなスポンジケーキでお誕生日を祝ってあげられるようになりたいです。がんばります。