夜、入浴後に歯磨きをしていてふと、違和感がありました。右上の一番奥の歯の外側が、なんだか尖っているのです。以前から疲れたときなんかに「親不知が腫れてるのかなー」とか思っていた箇所です。舌で触れてみると、明らかに何か変です。詰め物が取れて、引っかかってるのかなあなどと思いながら指でなぞってみると、、、。
「なんだこれ?!」
 そのギザギザに尖った感じの部分というのは、歯の側面にあいた、大きな穴の縁だったのです。いきなり足下の底が抜けたのかというような強烈なショックが全身を襲いました。要するに、かなり重度の虫歯になっているのを、今の今まで知らずにいて、しかもその今というのが、妊娠中だというわけです、、、。
 毎日歯磨きしていて、なんでいい歳した大人が(しかも毎日息子の歯を磨いてあげている立場の人間が)虫歯になるんですかね。しかも、かなり深い穴があいてしまっているという。あまりの衝撃の事実に、すっかり落ち込んでしまって口もきけません。ひとりで長い間座り込んだままみじろぎもしないでいると、見るに見かねた主人が「まあ、歯医者に行ってみるしかないよ」とあまり慰めにもならない言葉をかけてくれました(声の調子は慰めモード)。うーん。
 とにかく明日の朝一番に歯医者に電話だーーー!(泣)